日曜日のツーリングでヘッドライトが点かなくなるトラブルと点火系のダウンが発生した。

ツーリングから帰った翌日、まずはヘッドライトの点検をしてみた。
使ってるLEDバルブはCB550FOUR乗りのYKB550氏から教えてもらった物。
氏のヤツは数年で切れた話を聞いていたので、僕のも切れたのかと思ってた・・・・

まずはメインスイッチONでライトスイッチをONにするが、hiもlowも点かず。
ヘッドライトリレーの動作音がしないので、変だなぁと思っていたら、幾度か繰り返すうち、リレーの音がして一瞬だけロービームが点いた。
スイッチON・OFFを繰り返すと、また点かない。
これはあれだ、どこか導通不良で、ヘッドライトリレー動かせるだけの電圧が来てないんだな。



真っ先に疑ったのはヒューズ。
ヒューズボックスに並んだ管ヒューズをグリグリと動かし揉んで見ると、ヘッドライトは無事復旧。
LEDバルブ切れで無くて良かった(ホッ)

ちなみにウチのは新車に使われていたタイプのヒューズボックスで、端子の接続がハンダのみによるもの(部品供給の改良品は圧着接続)
ハンダというのは錫と鉛の合金で、思いの外電気抵抗が高い(銅の8倍!)。
故にバイクの配線接続をハンダのみに頼ると、電気抵抗が高い故に発熱する。
フォアのヒューズボックスがハンダの熱により融けたり焼損する事例は枚挙に暇がない。
それに加え今回の様なヒューズホルダーとヒューズの接点の不良により導通が悪くなると、発熱の危険度は増すねぇ。
不具合の無い時でも、ヒューズは偶に揉んでおいた方が良いね。



続いて点火ダウンの原因調査。
いつも症状が出るのはツーリングの時ばかりで、調査しようとすると症状が出ない(電気系あるある)
一応怪しいのは過去の経験からフルトラユニットへの電源線とマイナス線の接触不良。
故障が出る度にバッテリー接続端子周りを揉んでも復旧せず、フルトラ本体を手で叩くと治るんだ。


uotani1
今回はフルトラユニットのカプラコネクターを抜き差しして様子を見る事に。
ここはメーカーが端子を圧着~セットしてる部分なんだが、抜けや緩みはとりあえず感じられんかった。

次に走る時に症状が出なければいいんだが・・・・

てなわけで、初代きのこ号修理でありました。