10月19日(土)は第八回目となるきのこ採り遠征で、宝の山まで。
同行者は飲み朋I東氏。

いつもの如く宝の山へは早めに着き、仮眠。
どんどん日の出が遅くなってるので、この日の突入は5:50分。

突入してすぐのポイントには気配無し。
景気がいい時はここにもいろんなの出るんだが・・・・

本命の第2ポイントへ。


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ここで先行するI東氏がめでたくコウタケゲッチュ♪(I東氏撮影)
比較的小型が4つ、良い香りを放ってる。

途中、第3ポイントまでの間に何カ所か良いのが出るポイントがあるんだが、ことごとくナッシング・・・・


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カシノナガキクイムシにやられたコナラ。
見える範囲で半数近くがやられており、日本海側から波及した楢枯れ病でここいらのコナラの木は全滅するんじゃ?と心配になる。


2
早々に本命ゲッチュで気を良くし、軽快に急斜面を行くI東氏♪


3
岩場は怖いよ。

で、第3ポイントもまるっきりダメで、第4ポイントへ・・・・


4
ここでやっと、僕にもコウタケ来ました♪


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若干こじれ気味だけど、まだ成長途中。
傘表面の色が濃く、ささくれがしっかりして、笠裏の針も短くしっかりしてる。
こんぐらいのヤツは独特の香りが薄い。


6
チョイ先でもう一本追加。
こちらもまだ若い個体。


7
掘り出すと、予想外に太くナゲェ♪
きっとね、あと2日ぐらい置いとけば、籠に入らぬぐらいに大きくなるんだと思う。
やはり香りは薄い。

その先のホンシメジのシロはいつも通りナッシングで、終了。


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林道を歩いて車へ向かう途中、カラカサタケ群生。


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そっちにもこっちにも。


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天婦羅用にゲッチュ♪

その後、クルマでナラタケやら先週採ったオオイチョウタケのポイントをチェックしながら林道を下るが、残念ナッシング。

ぐるっと回って山を変え、山葡萄ポイントへ。

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峠手前のポイントにて、初物。
数は少な目。


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峠を越えると、ニホンカモシカの親子が出て来たyo!


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これまで幾度か遭遇してるが、カモシカは呑気なので、いつもこうしてポーズをとり、こちらを眺めてる。



今までで最も近距離かな。
これじゃぁ昔、人間に獲られちゃったろう事は想像に難くない。


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サルナシポイントにて。


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完熟サルナシうまし♪(I東氏撮影)


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未熟なヤツも目立った。
今年は色々と遅れてるのかな。


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山葡萄も採るんだが、ここ数年で一番の不作。
今年の甘くない山葡萄ジュースは仕込み出来ないかなぁ・・・・


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途中チョッチュル気になる尾根に下りてみたら、ザンネンナラタケ。


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クリタケはギリ食えるかな。


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太い立ち枯れに、握り拳大のサンゴハリタケモドキ幼菌。
数日経てば数倍に成長しそうだが、採っちゃう♪

この尾根を一旦切り上げ、車まで戻ると、I東氏がクリタケをみっけた。


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ここにもそこにもって感じで摘んだら、袋1つに♪



チョッチュル矮小ではあるが、コンディション良し。



木にきのこが出ていたら、ぐるっと回れってね。
裏側には幸福感満点な風景が♪


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更に林道を行き、コガネタケ。
これ自体にはあんまし魅力を感じないんだが、コガネタケある所にハタケシメジあり・・・
なんだが、残念ナッシング。


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奥のサルナシポイントで袋一つ稼ぎ・・・・

いつも気になる、如何にも良いきのこが出そうなポイント(実際に良いのを見る事は殆ど無い)に寄ってみると・・・・


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疎らに生えてるモミの樹下で、アカモミタケ。


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あれよあれよと言う間に、二人で袋2つゲッチュ♪
少し奥まで歩いてみたが、雰囲気の割りにきのこは乏しく、ここで終了とした。

きのこと樹木の種類、その相関関係についてI東氏が興味を持ちだしたので、歩きながら、軽く木の種類をレクチャー。
まぁね、好きで興味が出てくれば、すぐに憶えるyo♪


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クルマまで戻り、ランチ。
自家製クロカワとチャナメの佃煮・糠漬け。


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塩むすびはピンボケ♪(ワハハー)

帰ってから自宅にて、I東氏を交えて一献。

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I東氏撮影。
焼き香茸チョベリグシャスデリ♪


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いつものハーフ&ハーフ♪


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アカモミタケもね、最っ高にマイウ♪



銅壷、綺麗にし過ぎちゃったなぁ・・・・
完全にオーバーレストレーションだ(ワハハー)


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フレッシュコウタケのバターソテーじゃきじゃきブリブリまいう~♪


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そいつを市販のクリームソースに混ぜ込んで、フィットチーネ・コウタケ・サルサ ディ パンナ。


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BUONO!!!
(本当はタリアテッレで食いたかったんだが、生憎手に入らんかったので、まぁあれだ♪(ワハハー)


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そうこうしていると、ご飯が炊きあがりました。
予めフレッシュコウタケ・半干し真空冷凍コウタケ・ごぼう・人参・油揚げを麺つゆで煮詰めておき、これを一旦冷ます。
こうして具材に汁の味をしみこませたら、きのこのフレーバーが存分に滲出し、濃いめに煮詰まった汁と水を塩梅ェして米を炊く。
炊き上がったら具材を混ぜ、出来上がり。
炊き込みご飯と何度も食べ比べたが、後混ぜ式に軍配が上がったね。


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コウタケは大きめに刻むのが吉。
干して戻したコウタケでは味わう事の出来ぬ、ぶりっぶりの食感・フレーバーがここにある。
汁はクリタケ汁。


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I東氏にも大絶賛を頂きました。

お正月にあれだ、まっちゃんの吸い物とコウタケご飯、楽しみだ。

てなわけで、大爆発とかは無かったけど、そこそこ採れたし高級系コウタケも採れたので、満足な1日でありました。

股いくっぺ♪