11月中旬に一応の修理を終えたウチのコンプレッサー。
こないだウエットブラストを使っていたら、復帰稼働をしなくなった。

又かよ・・・・

例によってサーマルスイッチの青ボタンを押し、強制的に再起動を掛けて運転していたら・・・・
修理前同様、圧力上限まで達する前にコンプレッサーが止まってしまう様になってしまった。
オマケにブレーカーがまたしてもジジジジと音を立ててる・・・・

モーターの音が少しおかしいかなと思いつつ、サーマルスイッチの青ボタンを押して強制始動を掛け、放置して置いたら・・・・
数時間後に見に行ったらば、モーターから煙が上がり、圧力上限手前で停止していた。
こりゃーモーター内のコイル巻き線の被覆が焼けてレイヤーショートだ。

改めて以前マグネットスイッチを購入した時に頂いた説明書を見てみると・・・・
サーマルスイッチにはモーターの過負荷を感知して電源供給を断つ(専門用語でサーマルがトリップ)機能が付いてるんだ。
と言うか、それこそがサーマルスイッチの役目なんだな。
僕はそこんところを理解せずに強制再起動の青スイッチを押す事を繰り返したため、モーターが焼けてしまったんだな。

今考えれば、ブレーカーが発していたジジジジと言うノイズも、あれはブレーカーの経年劣化などでは無く、モーターの劣化により実際に過電流が流れている事を知らせていたんだ。

つーことで、急遽中古モーターを調達。
新品でも良かったんだが、万が一モーターが原因で無かった事を考えての中古。


1
調達したモーターはオリジナルと同じ三相200V・2.2kw(画像は壊れたオリジナル)
しかしモーター軸径に違いがあり、オリジナルがΦ28で代替品がΦ24。
こんなもん規格で一緒だと思い込んでたので、ガックシ・・・・


2
そのまんまでは使えんので、旋盤屋さんにスリーブを急ぎ作ってもらい、セット。


960
モーターのベースもボルト穴位置に違いがあり、ベースのアダプターを製作。
ふぅ~、何回ケチが付けば・・・・


3
つーことで、朝から晩までかかってモーター交換完了。
ドキドキの試運転はモーター逆転のプチアクシデントもあったけど、快適に回ってベリーグッド!
長かったわー!!

スイッチポンで当たり前にコンプレッサーが稼働する幸せ!(ワハハー)