先だって、CB400FOURオーナーズクラブのDSさんがウチのブラストでヨシムラ手曲げの錆取りをした時に、コンプレッサーの故障が発覚した。
(DSさんその節は済まんこってした)
ウチのは200V2.2kw(3馬力)のコンプレッサーで、能力は10kg/㎡ぐらい。

それが使っているうちに7kg/㎡ほどで頭打ちになり、再起動圧力7.5kg/㎡を下回る圧力に。
当然と言うか、再起動しなくなり、マグネチックスイッチを強制的に断続する事で、騙し騙し使ってた。
連続使用をしなければそれなりに圧力も上がっていたんだが、再起動が不安定で、最後には全く自動再起動しなくなった。

netで故障診断情報を調べていくうちに、このサイトに辿り着いた。


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最初に疑ったのは圧力スイッチの劣化。


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バイクのポイント点火のコンタクトブレーカーみたいなスイッチで、接点を磨いてみたが、症状は改善せず。(停止圧力は高くなったが)


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メルカリで新品を取り寄せて交換したみたが、残念ながら治らんかった。

残るはマグネチックスイッチである。

同じメルカリの出品者がマグネチックスイッチも販売してたので、購入。
ちなみに出品者は隣町の人だった!(ワハハー)
こんだは送料が勿体無いので取りに行くつもりだったが、親切な出品者の人はウチまで届けてくれたんだな。


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なんなら自作取り付け説明書とそれに関する説明までしてくれた(嬉)
更にオイル交換の重要性もご教示くださり、オイルを追加注文したらばフラッシング用のオイルまで提供してくれたりも。


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で、説明書と現物を睨めっこしながら、取り付け~配線。
スイッチの売主に依頼すれば有料で交換設置してくれるんだが、ここは自分でやります。
ケチだから♪(ワハハー)
オリジナルは日立のスイッチだが、今は廃盤らしく、新規は三菱製。


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無事結線出来ました。


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始動する前にオイル交換をば。
使用頻度にもよるんだろうが、交換は普通一年毎(らしいよ)
ウチのはこの数十年交換した記憶が無い(ワハハー)


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古いオイルをドレインから抜き・・・・


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フラッシング用新油を給油。

始動してみると、既定の圧力で停止~再起動を確認、無事修理完了。


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ところが外付けのレギュレーターのドレインからエアが漏れて来た。
40年物だから、あちこち壊れるね。


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先端のパッキンが硬化収縮して役立たずになってるらしかったので、CRキャブのエアスクリューの中古oリングをスーパーXで接着。
(ちなみにこのoリングも30年物ワハハー)

これにて完了!
と思ったら・・・・


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圧力上限に達する直前に外付けブレーカーが落ちてしまう事象が発生トホホ・・・・


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ちなみに圧力ゼロ(大気圧)時のゲージ。
2kg/㎡弱を示しているのは40年幾星霜の賜物だ(ワハハー)


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上限ストップ時は12kg/㎡を示してる。
つーことはあれだ、誤差2kg/㎡ぐらいで読めば、約10kg/㎡程かな。
これなら圧力スイッチの上限値は9.5kg/㎡なのでモーマンタイ(らしいよ)

つーことはあれだ、コンプレッサーのモーターが軽々と回って(負荷が小さい)いる低圧時は流れる電流は小さい。
タンクの圧力が上がるにつれ負荷が大きくなると、負荷トルクに比例して電流も大きくなる。
10Aのブレーカーが経年劣化で10A以下の電流で作動してしまうのでは?と言う仮説を立てた。
(突入電流でブレーカーが落ちないのが腑に落ちないが)

なんて事をやり、電気屋の飲み朋山羊氏にブレーカーの手配を頼もうなんて思っていたら、幾度かの運転で症状が出なくなったしまった。
なんだかなぁ・・・・
新品ブレーカーに替えるのは先送りかな・・・・
ケチだから♪(ワハハー)

つーことで、コンプレッサー修理すったんもんだでした。