ほぼ週刊と謳っておきながら2ヵ月も経ってしまう体たらくをお許しください♪(ワハハー)

前回記事が9月16日、栃の実を洗って天日干しを開始した所までだった。


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そこから2ヵ月間ず~っと天日干しし、そろそろ
乾ききったろうつーことで、取り込みました。


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丸々としていた栃の実は天日干しにより大分凹んだね。


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そいつをトロ箱に入れ、湯を張って保温。
皮をふやかして皮むきの準備っす。

暫し待つのだぞと。


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一昼夜保温して様子を見たらあんまし変化してなかったので、二昼夜置いてみたら、泡立ってる!
これは発酵?はたまたアク成分が滲出したかな。

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とりあえず5~6個取り出し、鬼皮にカッターで切れ目を入れてからプライヤーで剥いてみた。
うんうん、この方式で剥いてみよう。


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80分後、こんだけ剥きました。
プライヤーで剥くのがもどかしくなり親指の爪で剥いてたら、指先痛い!
中には変色したのやカッチコチのがあり、そういうのはとりあえず弾いた。

しかしこのペースだと、あと5時間は掛かる・・・・


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つーことで、栃餅の作り方をnetで調べた時に見掛けた『栃へし』なる道具を急遽こしらえた。


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こうしてね、栃の実の皮を剥くんだが、最初は全く歯が立たない(ワハハー)
試行錯誤するうちコツを掴んではかいくいように。

剥いていて気付くのはわざわざ乾燥させるのは保存の為が一つ。
乾燥後湯に浸けるのは鬼皮を柔らかくするのは勿論だが、干す事で中身が縮まり鬼皮と身の間に空間が出来るって事なんだな。
この空間により身離れが良くなり、わりとするんと向ける。
試しに去年から冷凍してあった実を潤かし不良で剥いてみたら、鬼皮が剥がれず降参。



こういう昔ながらの素朴な作業にはね、BGMは新日本紀行テーマ曲に限る。


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1時間半かかってやっとこ終了。
全部で2.6㎏あったyo!


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で、次の工程が晒し。
本当なら冷たい清流にさらしてアクを抜くんだが、生憎清流は無いので、水道をチョロチョロ流して。
手始めに10回ほど濯いだんだが、泡が頑固だねぇ。


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一時間程してから様子を見に来たら!(ワハハー)
こりゃ噂に違わず手強いや。

清流に一週間から十日間晒すっつー事だが、この調子だと・・・・




新日本紀行を探していてみっけた、オマケの動画。


続く・・・・