先日のCB500FOURエンジン始動テストでオイル漏れが見つかった、タコメーター取り出し口のプラグを製作。

縁あって車両が僕の元へ来た時には既に折損していたタコメーターワイヤー取り出しピース。
ウチのは電気式タコメーターを使ってるので、蓋としての機能さえあればいいのね。
とりあえず応急処置で液体パッキンを塗って取り付けてあったんだが、ここはCB500エンジンの数少ないデレスケ設計がなされてる場所で、取り付け座面に段差が設けてある。
なので座面が密着せずズッコケるので、内圧がかかる事もありオイルが漏れてた。

まずは廃材アルミ丸棒をフライスに咥える。
ウチには旋盤が無いのでね。

で、oリング溝を切削。
バイトはヤスリを削ってこさえた♪

アルミがナマクラ材なので、切削面が粗い。

続いてこれまた端材からフランジを削り出す段取り。

ウチにはコンターマシンやスクロールチャックが無いので、もっぱらベビーサンダー。

手削りで成形。

万力で圧入。

溶接。

ウエットブラストでクリンナップ。

適宜oリングを入れて・・・・

ヘッドカバーに挿入取り付け。
矢印の所が段付きデレスケ設計ヵ所なんだが、今回暫定措置で半割ワッシャーを挟んで締結した。
興が乗ったらプラグのフランジに溶接肉盛りし直してもいいんだが、ヘッドカバー側の段差が平行でないので、全く以て気に入らんねぇ。
つーことで、暫くはこれで様子見。
アルミ板なら割れる心配なしですね。
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