2024年08月 : ブログきのこ三十郎

8月31

CBナナハン砂号リヤホイール関係

カテゴリ:: 単車

CBナナハン砂号のリヤハブがね、車両を買った時からＫ１以降の四つ穴ハブだった。
ちなみにリムは年式相応？の半丸リム。

これはもう随分前に格安で仕入れた、Kゼロ用二つ穴ハブNOS品。
保管中に鉄部分が錆びて来るはクリア塗装も剥がれて来るはで、痛々しい。
部品で持ってても仕方が無いので、今使ってる四つ穴ハブと交換する事に。

で、リヤハブを交換するのには相応の手間と時間が掛かるので、別途ホイールＡＳＳＹを構築する事に。

NOSハブ組み換えをやっている間も乗れる様、このホイールＡＳＳＹを入手。
砂型Ｋゼロの初期に使われたタイプの通称丸リムに二つ穴ハブ。
お盆と正月はヤフオクが高騰せんのでラッキーだったね。

再メッキ品で程度はそこそこ良さげだったが、届いたリムには結構アバタがあった。

そしてニップルが後年式のタイプが組まれていたので、これは交換する。

ハブはウエットブラストっぽい仕上げで、オリジナルからは程遠い。

とりあえずハブは純正に倣い、あまり光らせ過ぎない様にさっくりバフった。

純正は更にクリア塗装が施されるんだが、僕はハブにクリアを塗るのが嫌いなので、別のコーティングを施すつもり。

初期型ニップル欲しさに別途フロントホイールを格安で仕入れ、ニップルを摘出。

摘出したニップルをクエン酸水溶液に浸けこみ、錆取り。

これをクロメートメッキに出します。

針金に絡げてる時に誤ってニップルをぶちまけてしまい、1個無くしてしまったので３９個しかないのはナイショです。
お陰で送料込み８８０円のニップルを買う羽目にトホホ････

スポークはユニクロを掛け直したらしく、比較的綺麗だったんだが、極僅か点錆が見受けられたので、再メッキする事に。
ユニクロと一緒に錆取りの為、コイツもクエン酸水溶液浸けに。
以前はサンポールで錆取りしていたが、揮発した塩酸により周辺があちこち錆びるし、臭いがキツいし廃液処理にも困るので、最近はもっぱらこれ。

錆取りが済んだら、再ユニクロメッキへ。

純正当時物丸リムは再メッキ品で、僕のに今履いてるリムもそうなんだが、リムの再クロームメッキって、他の部品と違い、何故か腐食のアバタを取り切るまでバフ研磨をしてくれないんだよね。
メッキ屋さんの方で、あんまし肉薄になるまで研磨するとンマカネェという判断なのかね。
なので今回はアバタには目をつぶり、再メッキは見送った。

リムの内側には僅かながら錆が発生していたので、ここは湿気が篭もる部分でもあるし、エポキシ系錆転換剤を塗った。
すると目に見えぬピンホールを含め、黒錆に転換された錆が露わになったね。
これで錆の進行は防げるかな。

もう一つ、リムの端部巻き部分、中空部分に錆が発生してるらしく、サラサラと音がする。
小穴を空けて錆を除去し、錆転換剤を流し込むか迷うところだなぁ････

続く･･･