靖国神社の標本木に遅れる事9日、昨日やっと、うちんちの前の桜が開花した。
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このところの嬉しい出来事。
一昨年、近所に生えてる山椒の木の若芽を摘んで、佃煮を作って楽しんだ。
ところが残念な事に、昨年冬に伐採の憂き目に遭い、昨春は収穫無し。
きっと山椒の木が植わさってるところの前の家の人が伐採したんだろうから、そこんちに断って、抜根さしてもらって育てようと思ってたんだが、その後、山椒は芽吹く事無く枯れてしまった。
その後伐採された切り株の前を時おり通りかかる度に、未練たらしく芽が出てやしめぇかと様子を窺うものの、山椒の木の蘇生は成らなかった。
山へ行って山椒の木を探す所から出直しだなぁなんて。
ところがね、昨日そこを通りかかったら・・・・
これは望外の喜びだ♪
一年間休眠の後、再びこうして蘇生するなんて、有り得るんだねぇ。
いやぁ、自然の力って、凄いもんだ。
さしずめ 【 ド根性山椒 】 と言ったところだね♪
よし、こんだこそ手遅れになる前に、掘り採らせてもらおう。
代って、このところの悲しい出来事。
予てから修理をしていたベ○リエンジンなんだが、いよいよ組み立ての工程に。
ところがカムスプロケットとカムチェーンガイドが接触し、スプロケットが廻らぬと言う前代未聞の不具合が勃発。
更にカムチェーンスプロケットがカムシャフトに嵌まらない(チェーンが短く届かない)という、これまた前代未聞の不具合が同時に起った。
以前バルタイを計測した時にはカムチェーンガイドを組み込まずに組み立てて計測した。
一般的にスリッパータイプのカムチェーンガイドはテンショナースリッパーと違い、チェーンに軽く触れる程度の位置関係で構築される物だから、問題無いと踏んで、ガイド無しで仮組みしたんだな。
この時、カムチェーンをスプロケットに掛け、スプロケットをカムシャフトに嵌める工程に於いて、かなりのキツさを伴ったが、なんとか組み立ててバルタイ計測が出来たんだな。
手持ちのホンダCB500Fの新品ガイドが、上端のハイトが低かったので、試しにこれを組み込んでみたところ、スプロケットとの接触は回避された。
しかこんだはスプロケットがカムシャフトに嵌まらぬ事態・・・・
ガイドによりチェーンが押された分、遊びが減ってチェーン有効長が足りぬ・・・・
以前にも記したが、ベ○リのカムチェーンはぎりぎりの長さで設計されており、弛み=余裕は殆ど無い。
今回懸念される事は・・・・
① ベースパッキン2枚重ねにより、シリンダーの高さが0.5ミリ高くなった事。しかしヘッドとシリンダー合わせて0.26ミリ面研しているので、実質0.24ミリの高さ上昇になり、問題無しと思われた。
② カムスプロケットとカムチェーンガイドが接触すると言うのは考えられぬ事。ちなみにガイドは誤組みが出来ぬ構造である。
プラスチック一体成型のソリッドなカムチェーンガイド、外して放置しているうちに変形したのか・・・・
これが元々組み込まれていたとは信じられぬ、キツネにつままれた様なパラドックスに陥った・・・・
てなわけで、楽しみにしていたハイコンプ仕様のベ○リエンジンの組み立ては暗礁に乗り上げてしまった。
廃棄になる部品
ヘッドガスケット×1
ベースパッキン×2
リングセット×3
oリング各種
あぁめんどくさい・・・・
超めんどくさい・・・・
しぐほどめんどくさい・・・・
やる気が急速に萎えて行く・・・・