この一週間、大した降雨も無いまま経過した。
今までの経験上、前回以上の収穫は到底見込めない。
けどね、どうしても御山に足が向いちゃう。 バカですねー(ワハハー)
御山へ向かう車中、思い切って上のエリアは諦めようか・・・・
いや、雨は降らなくとも、コンスタントに霧が出ててくれれば何とかなるんじゃ・・・・
なんて考えながらクネクネ道を上がって行くと、この晩もタヌキかテンみたいなのが出て来た。
そういえば、今年は鹿に逢わないなぁ。
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10月4日 土曜日
なんて事考えてるうちに、いつもの車止めに到着。
夜明けの外気温は12度と、この時期としては気持ち悪いぐらいに暖かい。
少し遅めの5時半、エッチラ歩き出す。
突入口手前でもよーしてきたので、キジ撃ちを一発ぶちかます。
視線の先に老成したホウキタケの大株。
メジャールート方面に良くある派手なヤツでなく、こちら方面の地味なタイプの方だね。
誰も見向きもしない様なこんな場所で、人知れず出てるんだねぇ。
突入口から入って行くと、最初のナラタケ。
ちょっちゅる開き塩梅ェで、既に胞子飛ばしちゃってるけど、とりあえずキープね♪
暗いからフラッシュ焚いてみたけど、やっぱしイマイチだ。
本当はチャナメツムタケっつーんだけど、誰も本名で呼んでくれない(ワハハー)
突入斜面ではさしたる収穫も無く、沢とダメダメ斜面をを突っ切って、毎度の朝食コーナーで塩むすび。
ウマイねぇ。 採れねェけど(ワハハー)
最奥一つ手前の上側斜面を覗いてみると、まるっきりダメ。
もう標高の高いところは終わったんだな。
雨さえ降ってくれていればギンダケやらナラタケが爆発したろうにねぇ・・・・
ペタコンペタコン言わしながら下って行くんだが、蹴っつまづいて病んでる膝に響く・・・・チクショー・・・・
車でチョッチュル下がり、クロカワ畑上側斜面へ。
マッチャンのシロは留守で、クリフウセンの取り残しを拾って歩くとそこそこの量になった。
先週あれ程あったクロカワも、流石に少なくなったね。
下側のクロカワ畑でも、マッチャンは無し。
どうやら今年はマッチャン1号で打ち止め(らしいよ)
こちらでもクロカワをポツリポツリ摘んで・・・・
ふぅ~、それにしても暑いねぇ。
帽子がビショ濡れになったyo!
久し振りに五十郎氏が好んだポイントへ廻って見ると、名残りのハナイグチがちらほら生えてた。
五十郎氏、ハナイグチが好きだったっけ。
上がり際に車の横でチャナメ。
下のモミ林へ行ってみると、相変わらず美味しそうなカキシメジが爆発してる♪
でも一応毒菌なので、撮るだけネ♪
先週、予想外の大猟にタマゲタけど、今日も爆発状態に近い感じ♪
なんでもそうだけど、遅い季節に出るきのこは虫食いが少ないね。
クロカワは虫も大好物なので、大体7割以上は食われてるけど、この日のヤツは極上ばかり(嬉)
やっぱしさ、コイツを籠に忍ばせないと、調子出ないや(ワハハー)
チャナメは開いちゃうと土臭さが出ちゃうからね、こういう幼菌がいいのサ♪
このぐらいならナメコと同様に使えるね。
これがコンスタントに採れ続き、今シーズン初のモードーニモトマラナイモード突入で嬉しい悲鳴♪
それからクリフウセンも少々追加。
何年振りかで道路の上側も覗いてみたが、こちらでもクロカワが出てた。
間伐で木は疎らになったけど、こうなった方がクロカワにとっちゃ好都合なのかなぁ。
で、車に乗り込もうとしたら、きのこ採りのオジサンにプチ鑑定を頼まれ、籠を拝見すると、デケェクロカワをどっさり採ってた!
僕より一歩早く入ってたんだね。
改めて今年のクロカワの豊作具合を実感したねぇ。
網焼きは酒を垂らしてとか、焼くのに飽きたら佃煮がいいよと、教えてあげたけど、初めてのクロカワ収穫であんなに採っちゃう幸運な人もいるんだねぇ。
僕なんか最初のクロカワは親指の爪程の豆みたいな幼菌1個だったっけ(ワハハー)
画像はスギヒラタケ。
美味しいきのこなんだけどねぇ・・・・
つーことで、この日は特別ゆっくり歩いて終了。
完全オデコは無いにしても、相当な貧果を予想していただけに、うれしい誤算となった一日だった。
この後富士吉田の国道沿いのスーパー銭湯にてひとっ風呂浴び、湿布&ビールでひと休み。
伊勢原CBさんご推奨の新田川さんへ来訪し、富士吉田ソウルフードであるところの馬モツ串煮込みで一杯やりたいところをグッと我慢、人心地ついたら、富士宮5合目へ向かってGo!
明日の雨天を暗示してるねぇ・・・・
これまで富士山の紅葉を美しいと感じた事は余り無いんだけど、森林限界付近の紅葉は綺麗だね。
ここで富士山の有名人NORIさんと落ち合い、六合目にある山小屋へ。
今回は翌日曜日に雨が降らなければ、NORIさん達のポイントへ案内してもらうため、山登り仲間の皆さんの宴会に無理を言ってご一緒さしてもらったんだな。
プキットやって♪
僕も脚さえ治ったら、いつか登ってみたいねぇ。
まぁ下町価格とは比べようも無いけど、良心的心意気を感じますな♪
このほろ苦チューハイ、ウマイよね♪
きのこ名人都倉さんは厨房で何やら奮闘してます。
この日の為に山を歩きまわり、100%天然きのこで作ってくれたんだな。
久し振りに自分以外の手によるきのこ汁を食ったけど、ウマイねぇ。 たまにはこうして人のヤツも食ってみるもんだねぇ。
肝心のきのこが沈んじゃって、絵的には冴えないのは、まぁあれだ♪(ワハハー)
山小屋の刺身って、どーなんだろう?(ワハハー)
調べてみなくちゃ。
六合目雲海荘の黄色いカレーは郷愁の味がした。
ご両名、お世話様でした♪
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ここから収穫写真
クロカワどっさり(大ざる)
ホンシメジちょっぴり(小ざる)
クリフウセンタケまぁまぁ(大ざる)
チャナメ・コガネヌメリガサ・他まぁまぁ(大ざる)
(収穫はこの2倍ぐらい)