2014年03月
桜が咲いてツバメがやってくれば、春爛漫だねぇ。
同じ桜を眺めるんでも、その華やかさに微笑む心持ちの時もあれば、潔く散る様を見て切なくなったりもする。
□ □
3月29日(土)夕刻、去る3月16日未明に逝った友人荒木誠氏(愛称まこちゃん)のお別れ会が、こたな木にて行われた。
51歳の若さで突然逝ってしまったまこちゃんの生前を偲ぶ会にはCB400FOUR OWNERS CLUB関係の面々が集まった。
ツーリングに、レーシングイベントに、釣り・山歩き・大衆酒場飲み歩きといった多岐に渡る趣味の殆どに彼とシンクロしていた僕は、無念の思いでこの二週間を過ごした。
今さらどう考えてみても亡くなった事実は変えられないんだが、それでも考えてしまうんだな。

献杯。



酒肴はこたな木亭主にお任せ。 海の幸が揃った。
出逢いは2005年春のツーリングへのゲスト参加だったかな。
難関のクラブ入会テストをクリアした後、彼は抜群の出席率で以後の活動を盛り上げてくれたんだな。
クラブツーリングの時には率先して幹事やらルート計画を受け持ってくれたっけ。
温厚な人柄は誰にも好かれるタイプだった。
途中幾度かの地方転勤を経験するも、彼の籍は我がクラブに在り続けた。
フライフィッシングが上手で、下町エリアの小物釣りも好きだった。
初めてのきのこ採り遠征ではデケェマッチャンをゲッチュして、センスの片鱗を見せたんだっけ。

酒肴は煮魚が好きだったね。

こたな木マスターにお願いして、彼が生前食べたがっていた、千住ときわの烏賊鍋を再現してもらった。
明るく送ろう。
そして彼が教えてくれた事を無駄にせず、前向きに行こう。
最初は書かずにおこうかとも思ったんだが、やはり書き残す事にした。
先週末、無二の菌友五十郎氏が永眠した。
この一週間と言うもの、氏との二十五年以上にわたる数々の思い出が、頭の中を巡っていた。
いろいろな事が頭の中で混沌として、どうも言葉が見つからない。
同じ雲海を見て、同じ森へ分け入り、時には急峻な崖を必死に登り、眼下の激流に怯えながら絶壁をへつり、命がある事に感謝したっけ。
共に目にした自然の営みに驚嘆した日々。
あの時確かに二人の心は共鳴していたんだな。

2002年奥日光白根山麓のシラビソ林にて。

同年那須の雑木林。

同年富士山。

2003年小菅。

同年富士山南麓。


この頃はまだヒゲメガネでタバコもブカブカ吸ってた。 若いね。


2005年富士山

2009年八街にて。
肺癌を患い、最後は肺炎だったそうだ。
最後を見取る事は出来なかったけど、苦しまずに逝ったらしいのがせめてもの救いか。
僕の親父が死んだ時、人間て、ここまで苦しまなきゃ死ねぬのかと思った。
それを思い出すと今でも胸が切なくなる。
だから二月は嫌いなんだな。
死んであの世へ行った人は、この世に残された人が悲しむのを望んではいないと思う。
だから元気出して、明るく行こう。
今日はうって変わり陽光が降り注いでる。
空気はひんやりしてるけど、大分暖かいね。

ねこやなぎ。

レモンの木は先日の雪にやられた様で、随分と葉を落とした様だけど、成りに影響出ないといいなぁ。

マンサクって、結構爽やかというか、高貴な香りがするんだね。

甘草はあと4~5日で採り頃だけど、毎年採る勇気が出ない(ワハハー)
□ □
この時にヘルメットを新調し、古い方と交互に使ってたんだけどね。


とうとう内装がビリビリに破れちゃったので、リビルドすることに。

高級仕様だかなんだか知らないが、ヘルメットの内装に皮を使うのはんまかねぇと思う。
これが総メッシュ張りの内装だったら、耐久性は遥かに良い筈なんだな。

まずは中身の帽体を取外し、スナップボタンファスナーやらあご紐のリベットも全て撤去。
例の昔ながらのパールホワイトを塗り、下町なんでも屋おじさん謹製のマスキングでもってゴールドラメ~キャンディアップルレッドを塗ったら、塗膜が厚くなり過ぎてマスキングテープ剥がしに失敗。

こんだは手順を逆にして、どうしても塗膜が厚くなるゴールドラメ~キャンディ塗装を最初に塗ってしまい、後からパールホワイトを塗る方式に。
よっしゃ、上手く行ったyo!
前回はケチってソリッドの赤の中でも隠蔽性が低く(決まりが悪い)スレンレッドをクリアで薄めて使ったんだが、やっぱし専用のキャンディ塗料の様な透明感は出せなかったんだな。
で、今回はモノホンキャンディ塗料のアップルレッドを使ってみた。
流石本物!リンゴ飴の如き深みがいいね!

内装は専門屋さんに張り替えてもらい、完成。

このヘルメットには思い出が沢山詰まってるからね、そう簡単には捨てられやしないんだな。

ちなみにこの時はタンクの色に合わせてブルーに塗ってた。
塗装途中でサフが見えてるのはご愛敬♪
時の経つのは早いもんで、この時第三保土ヶ谷PAで取材されてから、12年近くも経っちゃったんだねぇ・・・・
そんな折、久し振りに駅まで歩いたら、道端には甘草やら芽吹いてた。
もう少しの辛抱かな。
□ □
3月5日(水)
こないだ食べたT中さんプレゼンツ・豊田屋のアンコウ鍋がとっても美味しかった。
この時は様々な美味しい鍋の話題で盛り上がったんだな。
こんだは僕の番つーことで、チョイスしたのは千住の名店 【ときわ】 のイカ鍋。

僕と山羊さんは定刻通り千住大橋駅に到着したんだが、T中さんとI東さんが、僕の説明不足でJR北千住駅へ行ってしまった(らしいよ)
とりあえずご入店しちゃいましょう♪

つーことで、生ビールで先行乾杯~♪

相変わらず素敵なメニューですのー♪


次に来る時はへそ焼き食いたいなと。
おっと、ここでカメラの電池切れ・・・

おかず一発目は季節物、菜の花おしたし。
昨夜に続きスマホ撮影のショボイ画像・・・
あぅ・・・

なんて事やってると、T中・I東両氏がご到着。
仕切り直しで乾杯~♪

牛すじ肉どうふ。
ときわのコイツは甘口なんだけどね、ウマイや。

〆鯖はお約束のザブンと♪

イカ鍋様ご到着~♪
三人前だと見映えがするねぇ。

剣菱を燗で行きたかったんだけど、昨夜から連荘なのでね、大人しく酎ハイにチェンジ。

ウド酢味噌もこれから旬だねぇ。

今宵の鍋を世話してくれるのは料理人のT中氏。

鍋が煮えるまでのつなぎでハムカツ♪
ポテサラとキャベツが沢山付いてくるデラックス仕様。

待ちきれない山羊氏・I東氏は野菜からパクつき始めました(ワハハー)

イカ鍋美味しいのでね、あちゅーまに平らげて・・・

肝たっぷりのおつゆに割り下をさして、〆のきしめん投入~♪

汁まで完食でごちそうさま♪
つーことで、豊田屋に続き、僕的東京三大鍋の一つに推す事になったときわのイカ鍋。
ところで、最後の鍋は未だ決めあぐねている。
候補としては既にある。 乞うご期待。
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