1969年式CB750初期型のヘッドライトにはシールドビームが採用されていた。
明るさ確保の為だかなんだか知らんけど、フィラメントが切れた時にシールドビームをゴッソリ取り替えるっつーのは手間が掛かる。
現代じゃ旅先でシールドビームなんて売ってないし(ワハハー)
大昔はガソリンスタンドなんかにシールドビーム売ってたけどね、今じゃ化石級だ。
ヘッドライトを外すと、裏側にはシールドビームを格納するために複雑なフレームが備わってる。
これを全分解しないと、シールドビームが交換できないんて、非合理的にもほどがあるyo!
ま、街灯も無い夜の田舎道でこの作業はしたくないね(ワハハー)
そこで・・・・
昔の2灯の車用を連想させる凡用品的なレンズカットだけど、レンズの下の方にMOTRCYCLEの文字が浮き彫りになってるので、一応専用部品だね。
性能じゃあシビエのハロゲンとか今時のキセノンなんだろうけど、この当時物レンズカットにはこだわりたいのが人情だ。
裏側にはHi・Lo・マイナスの端子がニョッキリ生えてる。
ちなみにmonotaroより安いヤツをホムセンでゲッチュしてきた(ワハハー)
この時点ではまだ端子の根元のガラスが盛り上がってる。
ダイヤモンドホールカッターをボール盤に咥え、水をやりながら低速で回すと・・・・
ハイ、上手い事くり抜けました♪
初めてやったけど、余りにも上手く行っちゃって怖いぐらいだ(ワハハー)
次に端子が生えてた根元の出っ張りをダイヤモンドヤスリで摺り摺り・・・
穴開けもそうだけど、ダイヤモンドの切れ味って凄いねー。
硬いガラスがこうも呆気なく切削できちゃうと、驚くね♪
ダイヤモンドって偉大!
お次はジャンクなドナーライトを持ってきて、H4バルブの口金を切除・・・
これで見た目ノーマルで実はH4バルブ仕様のヘッドライトが完成だ。
H4バルブなら、旅先でも手に入れ易いし、予備を積んで歩くのも苦にならない。
シールドビーム丸ごとじゃツーリングに持って行けんしね(ワハハー)