CB500FOURエンジン修復の続きね。




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前回排気スタッドボルトを抜く際に、接頭ハンマーで打撃を加えたのがとどめを刺したらしく、ヘッドガスケットから盛大なオイル漏れを起こしたCB500FOURのエンジン。




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一応患部を脱脂して、最強液体パッキン黒を塗り込んで応急処置を施した。

しかしこれはオマジナイ程度。





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で、ヘッドカバーをはぐってシリンダーヘッド締め付けスタッドボルトのナットを12個全て抜き取った。
2015年に一個だけ緩めた時に気付いていたんだが、緩める際にバッキンキンッ!と鳴る!

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以前開けた形跡があるんだが、前任者はスタッドナットを無潤滑で締め込んだと思われる。
同じトルクで締め付けても、無潤滑で締めた場合、潤滑した時よりも低い軸力しか得られない。

今回は外したナットを洗浄し、スレッドコンパウンドを塗布して締め込んだ。
締め付けトルクは既定の2.0~2.2kg/mよりきつめの2.8kg/mとした。

最後に、剥がれてしまったクランクケースの塗装を補修。


さ~あ、治っておくれよオイル漏れ♪