いやー、昨夜のバンタム級井上は強かったねぇ。
今回の相手、自身最強のライバルと公言していたが、蓋を開けてみれば2R圧巻のTKO。
数当てても倒れない試合もあるが、破壊力があるって、武器だねぇ。
相手のロドリゲスも正々堂々好ファイターだったから、いい試合だった。

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車検の切れてしまったBENENDA号のエンジン載せ替えの続きね。




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ウチのウエットブラストはキャビネットが小さくて、CB500Fのエンジン丸ごとは入らない。
そこで大型ドライブラストマシーンに入れてあるアルミナを一旦抜き、水とガラスビーズに入れ替えて簡易的にウエットブラストとして使う事にした。




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ウエットブラスト後。
お昼から初めて終わったのが17時。
途中でこりゃぁダメだと気付いたんだが、古い塗膜の剥離と残留剥離剤の完全除去と割り切って作業を進めた。




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このエンジン、腐食が酷くてアバタだらけ。
普通のブラストにしろウエットにしろ、アバタを平滑に慣らす能力は無い。
特にウエットブラストには研削能力は殆ど期待できないから、元の表面が悪いとドーショモネェんだな。

多少のアバタならペーパーなどで馴らしてからブラストすればクリーンな仕上がりになるんだが、このエンジンはペーパーで馴らす気が起きないほど腐食してる。




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で、丸塗りにする事に。
松田スピードに調合してもらった影の明るい白っぽいシルバーはこれまで積んでいたベ〇リエンジンに塗ったのと同じ色。
塗装ならある程度のアバタも隠蔽してくれるからね。

排気スタッドがフレームダウンチューブに干渉するので、今回も排気スタッドボルトを抜いたんだが、これには難儀した。
47年モノのスタッドはダブルナットを掛けたぐらいじゃビクともせず、参ったね。
バーナーで炙ってラスペネ吹いてを繰り返し、2本を抜くことが出来たが、残り6本はハンマーでぶっ叩いて、やっと緩める事が出来た。

ヘッドガスケットからのオイル漏れの事を考えると、スタッドに打撃を加える事は避けたかったんだけどねぇ。
致し方なし。

ちなみにベ〇リエンジンの方はスレッドコンパウンド塗布で緩めにねじ込んであったので、難無くスルリと抜けたけどね。




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で、載せ替えド~ン!
CB500Fはクラッチのレリーズがチョッチュル複雑だったり、載せ替えはヨンフォアよりも手間がかかるんだな。

次は補器類付けて、動態確認テスト!