昨シーズンは未曾有とも言える程の不作だった。
去年ダメだったから、今年は沢山出てくれよなんて願ってたら、果たして望む以上に出てくれた。
 
なかでもマッチャンの出方は凄くて、メジャールート方面では相当数の個体を確認した。
その代わりマイルートのマッチャンは皆無。
 




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第三回御山遠征では懐かしのルートを歩き、数年振りにオオツガタケのいいのが採れた。
それにホウキタケが沢山採れ、驚いたねぇ。
 




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メジャールート最初の調査の日は生憎の雨で、翌日にゴルフコンペを控えていた。
なので僕のマッチャンのシロへは回らずに帰った。
恐らくこの日にシロへ廻っていれば、一週間後にバクサレていたマッチャンも食べ頃でゲッチュ出来たんだろうなぁ。
 




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第五回遠征からは毎週の様にマッチャンに恵まれ、挙句にホンシメジまで3週連続でゲッチュ。




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それから超大型クロカワも圧巻だった。
あの大きさに成長しているのに虫も入らずフレッシュなんて、信じられんかったねぇ。
 
あんまし採れんかったのはアンズタケとクロラッパタケかな。
ポルチーニは残念ながらゼロだった。




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まぁしかしあれだ、久々に宝の山のホンシメジが沢山採れたし、毎週末マッチャンやホンメジで贅沢の限りを尽くしたから、満足。
 




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そしてクライマックスは終盤にやって来た。
なんとコウタケのシロへ案内されるという幸運。
おまけにバカマツタケの発生までこの目で見る事が出来た。

そうそう、房州は25年ぐらい前から山ビルが爆発的に増えてね、それ以前は河原で裸足で遊んだりしてたんだが、ある年ハツタケ採りに行った時に、バッチリ吸血された。
その日を境に房州はきのこや淡竹採りの対象では無くなった。




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今回は当時教わった山ビル対策を初めて実践してみた。
長靴に包帯を巻き、そこに飽和食塩水を霧吹きでもって吹き付ける。
山ビルはナメクジと一緒で塩の浸透圧にからきし弱いから、包帯部分へは触れる事が出来ぬ。
今回、包帯の下にはくっついたが、這い上がるヒルは皆無だった。
みっけたヒルに飽和食塩水を噴霧したところ、丸くなって動かなくなった。

膝丈以上の葉の上にいるヒルには効果が無いが、奴らが高い所にいる事は稀だ。
しかし一カ所に長居すると、草に這い登り攻めて来るから要注意。
絶えず動き回るのが得策だ。

包帯は再利用が大変だから、サラシや日本手拭いを筒状に縫って装着するのがいいかな。
 



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コウタケ好きにはタマラン経験だった。
そして食したコウタケのウマい事ったら。
幾度か宴にご招待した仲間達、どのきのこもありふれたヤツなんじゃと勘違いされてもおかしくないところが凄かったねぇ。
 
ま、クソ面白くもねぇ事もあるにはあったが、そんな事はさっさと忘れ、有り難かった出会いを大切にしたいもんだな。
今年も方々の山の神様にお世話になりました(ペコリ)