遡る事三十数年前、始めてサンドブラストなる技術の事を知り、当時最も廉価だったアメリカ製のブラストガンを購入し、いろいろとブラストしたもんだ。
当時は場所をとるブラストキャビネットをこさえる事をせず、ブルーシートの四隅を支柱で吊り、その中へ入り青天井でブラストしてた。
タオル一枚で覆面をしただけだったので、もの凄い量の粉塵を吸い込んだなぁ・・・・
 
そんなことをやってる頃、不二製作所という会社の子会社で日本ブラスト加工研究所という所で、サンドブラストの受託加工を始めた。
これは重宝したねぇ。
集合管やヨンフォアのエンジンだって23千円でやってくれて、コスパ最高だった。
 
そのうち同所でブラストタイムレンタルっつーのも始めた。
これも重宝した。
時間貸しで様々なメディアを使えたのと、納得のいくまで完璧なブラストをセルフで施す事が出来た。
この頃にブラストのノウハウを習得していったんだな。
 
で、採算が合わなかったのか、そのうちタイムレンタルはやめてしまい、受託加工だけになった。
昔はものすごく安かった受託加工、最近では当時の何倍もの料金がかかる様になり、閉口。
加えて僕の望む完璧な錆取りを一回の施工でやってくれないジレンマに陥り・・・・
 
そして去年、松田スピードで箪笥の肥やし状態だったちっこいブラストキャビネットを借りて来て、いろいろと改良。
性能的には満足のいくものだったが、如何せん小さ過ぎるのがネック。

先日はヨシムラ手曲げが小さなキャビネットに入らんので、日本ブラスト加工研究所に頼んだ訳だ。
 でも仕事のクオリティと料金が余りにもアレだったので、一念発起。
 



1
2
34
デレレレッテレー♪ 『 大型ブラストキャビネットー 』(大山のぶ代風)
 
●単車のエンジンぐらいなら楽勝で入る大容量。
●老眼にも優しい明るい照明。
●ターンテーブルでワークの向き変えも楽々。
●サイクロン集塵機採用でクリーンな作業環境。
●エアダスターも装備で砂落としも楽々。
 
製作にあたってはここのサイトを参考にさしてもらいました。
いろいろとヒントを教えて頂き、お陰様で完成致しました(ペコリ)


基本、残材を使ったので、リズナボーにこさえる事が出来ました。


※※下町なんでも屋おじさん・6発重鎮RSさんには日頃から大変お世話になってるので、無料年間パスポート進呈します♪