暑さ寒さも彼岸までと言うことわざ、去年までは分かり易く実感できた。
しかし今年は朝晩はわりと涼しいが、日中は29度なんて日が続いてるねぇ。
こりゃぁ二昔前なら真夏の気温だよ。
何かがおかしいよなぁ・・・
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9月23日(土)は今年五回目となるきのこ採り遠征、単独行。
マイルート車止めの気温は11度、5:30、合羽を着こんでえっちら歩き出す。
暫く歩くと、先週の台風で倒れたシラビソの倒木が。
シラビソはかなり立派な木でも、わりと呆気なく倒れてるのを良く見かける。
きっと材が相当にヤワなんだろう。
松ぼっくりをおまじないで籠へ忍ばせる。
今回の台風が猛烈だったせいか、風倒木が沢山目立ったねぇ。
いつもの突入口から上がっていくが、前回にも増して雑きのこが生えてない・・・・
嫌な予感。
悪い予感は当たり、通称ショウゲンジ尾根ではさしたる収穫も無く、いつもの砂防堤を渡るのはやめにして、思いっきり高巻いて沢を渡った。
マコちゃんのシロの遥か上、コメツガ純林。
サルオガセを撮ったら、ピンボケとほほ。
ここでおにぎり朝食。
いつもの塩むすびマイウ♪
ヒゲタ醤油本膳醤油だれ使用の焼きおにぎり、先日のたらこバターおにぎりに続き、大ヒット♪
最奥へ向かい高度を維持したまま水平移動し、二つの沢を越えた斜面でやっとのハナイグチ。
雨に濡れると、ヌメリのあるきのこは輝くね。
こんぐらいの開き塩梅ェは普段採らぬのだが、背に腹は代えられぬっつーことで、キープ♪
それにしてもナラタケはおろか、雑きのこも殆ど生えていない、絶望的状況。
道まで下りて、その下側で極上ハナイグチ。
霧雨に濡れてピカピカだ。
下の方のヌメリ系やショウゲンジが出るエリアまで下がったが、全くダメで登り返す。
いつもここいら辺はナラタケが爆発するんだが、全く無し。
上がり際にハナイグチを追加。
本当ならこんな小群生が何十ヵ所と点在してる筈なのに・・・・
上のエリアは諦め、車止めまでショートカットで下る。
車止め下のヤマドリ・クロカワ畑へ廻り、デケェ老成クロカワ。
中ぐらいの極上も一つだけゲッチュ。
チョイ上のマッチャンのシロはお留守で、今年は出ない模様。
ここ数年間コンスタントに出てくれたシロなんだが、残念。
ナラタケはまだ芽出し塩梅ェ。
走りのチャナメがが出始めてる。
更に下の若モミ林へ廻り、ホンシメジの塩梅ェを見るが、お留守。
今年は絶望かなぁ・・・・
ここで極上クロカワを少々拾い、マイルートを後にした。
メジャール-トへ廻り、前回と同じ所から直に下ると、きのこの気配は皆無。
辛うじてツバアブラシメジ。
本来なら今時分、こんなゴン太がゴロゴロ出てる筈・・・・
ポツリポツリ程度に出てるハナイグチを摘んで・・・・
日の当たる所に生えてるコケモモ。
コイツを見ると、何故かホッとする様な、癒される。
昔はいつか見てみたい、高嶺の宝石だったんだ。
こうして集めてパクリと口へ放り込むと、甘酸っぱい山の味。
キャッチアンドストマック最高。
目的のマッチャンのシロへ回るが、留守。
もう一カ所も留守。
今季絶望・・・・
諦めて登り返しながらのハナイグチ。
ホントにチョっとしか生えてない。
ツバアブラシメジも少ないので、こんな開きでも傘だけなら食えるぞなんて、しみったれた了見が・・・・
裂け具合から、先週の台風以降、この一週間雨は降らなかったんだろう事がうかがわれた。
上がり際に黄色タイプのハナイグチ。
幼菌も。
黄色タイプを見るのは2008年と2014年以来かな。
4.5号の空には複雑な雲が見えていた。
翌日、こたな木にて、日曜日に釣った鯊共々チャチャっとやってもらった。
大変美味しゅうございました。
さ~て、未曾有の大不作の御山、次週見切って里山へ行くかなぁ・・・・
あぅ・・・・
場所の当たりハズレが大きいみたい、良い場所は滅多にないらしいけど、先週の木曜日に行ったけど、50分歩いてハナイグチ20本した、山が乾いちゃってましたね、他は見ないでさっさと帰りました。
下の方で虚無僧&アミタケ爆発なんて話があったけど、マユツバかな~
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