お散歩コースのドドメの木、今年は実成りが良さそうだなんて思ってたら、今朝通りかかったら、バッサリ剪定されてた。


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造園やさんよぉ~、もう少し考えて切ってくれよぉ~・・・・
あぅ・・・・

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ずっと以前、浅草橋の名店 『 ふじ芳 』 の予約を取るのにね、押さえのお店を探していたら、凄く魅力的なお店にヒットした。
それが今回ご紹介の 『 江戸政 』 

いつかご一緒しましょうなんて呑み朋M山氏にお話ししてたら、彼ったら仕事帰りに単騎でフライング訪問し、噂に違わぬ美味しさだったと・・・・

そんなご報告を聞いてから数か月後の先日、改めて今回ご一緒する運びとなったんでありました。


で、この日は都内での打ち合わせを夕刻にセッティングし、直帰で地下鉄に乗り込み・・・・



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地下鉄浅草線東日本橋駅から、このところすっかり飲み疲れの足を重く引きずって階段をえっちら上がり、やげん堀界隈を歩いて行くとM山氏と合流。

お店に到着すると、口開け20分前ですが既に3人程並んでました。







定刻の17時きっかりに暖簾がかかり、ご入店。






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L字カウンターの角に通された我々はまずは瓶ビールで乾杯し、喉を潤します。
僕はGW前から連続して飲み過ぎ塩梅ェなので、肝臓は相当に弱ってるんですが、ウマいです♪
ちなみに江戸政は立ち飲みスタイルで、ドリンクのみキャッシュオンデリー方式。

料理はメニューひと通りを自動的に出してくれる、いわゆるひとつの思い出横丁カブト方式です。
この辺は先行来訪されているM山氏にレクチャーしてもらいました。






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黒ビールの小瓶をもらい、ハーフ&ハーフ♪





メニューはいたってシンプル。






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札が一つ裏返ってるのが気になりますのー。






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土地柄か、古い地名が俗称として残ってるんですね。
ちなみにひょうたん型が山椒で、缶が七味。






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オーダーの際、タタキは焼きにしますか?生にしますか?と聞かれ、勿ちの論太郎でナマで♪
今日はね、遙々コイツを食いに来たんだ。

噂に違わぬウマさ、絶品です。






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次が焼き鳥二種とピーマン肉詰め。






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寡黙に焼き続ける店主と、接客担当は奥さんかな。






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ゴロンとデケェ鳥、甘過ぎず辛過ぎず、無理にとろみを付けてないウマイたれと、絶妙な焼き加減でシャスデリ♪






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ウイスキー水割りにチェンジしましょうかってことで、頼んだらこんなのが来ました♪
プレミキシングの水割りなんて、あるんだねぇ。

あ、果実酒入れるのにいいサイズ。
持って帰りたい♪(ワハハー)






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ショットグラスに注ぎ、イタダキマス。
冷酒にするか相当迷ったんですがね、肝臓が弱ってるので、ここは蒸留酒にしときました♪






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未だレバーと皮が来てないんですが、追加注文の生タタキがご到着。
もうね、つくねとタレとわさびが口腔内で混ざり合い、シンフォニーを奏でてます♪

江戸政の注文ルールはひと通りの後に追加注文を一度だけ受けてくれるスタイル。
で、レアメニューはお一人様一串のみ。
僕らはコイツと 『 ふじ 』 を頼みました。






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レバー。
何か特別な仕事がされており、他では味わえない的な逸品に仕上がってますのー♪
文句無しにウマいです。
もうほっぺたが落ちそうっす。

同じペースで焼き物が供される両隣のお客とも、美味しい美味しいと、静かな会話が弾みます。






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店主、ハサミを使い焦げを丁寧にチョキンとやってます。
無駄口は一切無しで、一串入魂で焼いてるのが手に取る様に分かります。






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追加オーダーのレアメニュー、ふじがご到着。
奥さんに聞けば、鳥の筋の部分を集めて絡げてあるそうです。

絶品。






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最後が皮。
これも何かこう手間のかかる仕事がされていて、極上のウマさ。

もうね、無駄口叩かず黙々と味わいます。
口を突いて出るのは 『 うまい 』 の感嘆詞だけ。

店内の凛とした空気の中、店主とお客の一人が背中越しに軽い問答をしてましたけど、こういうお店では寡黙に焼いてる店主に、ウマいねなんて話しかけるのは野暮。
ウマくて当たり前、絶対の自信でもって仕事をしてるんだから。
こんなにウマくてリーズナボーなんだから、仕事の邪魔をせずに客は黙って食い、通えばいいんだ。

こういう出し方をする酒場の事を誰かが言っていたっけ、これは正に 『 江戸政劇場 』 

ひと通りと追加分を完食したM山氏と僕は大満足でお勘定。
きっとまた寄らしてもらいます。





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僕的焼き鳥屋ランキングでは文句無しダントツで横綱店であります。


続く。