このところ少しずつだが秋めいて来てるね。
台風は山に塩気を運び・・・・
そして秋雨前線もいい塩梅ェにお湿りをもたらしてくれている。
■ ■
つーことで、ヤキモキそわそわしながらこの一週間を過ごし、待ちに待った週末が訪れた。
9月10日(土)は今年二回目の御山詣で。
先週はのこのこと3時に出発したら、メジャールート満車で悔しい思いをした。
なので今回は前夜23:30には出発し、現地には1時過ぎに到着、いつもの駐車スペースのチョイ手前を確保する事が出来た。
一年ぶりの満点の星空を満喫し、仮眠。
気温は12℃。
まだ薄暗いので光量が足りず、色が出ないね。
だが今日はわりと少ない感じかな。
御山のヌメリ御三家だ。
まだハシリなのか・・・・
だけど脆いきのこだから、扱いが大変なんだよね。
コイツも出るときは爆発するが、今日は少なめ。
こんぐらいになると、僕は摘まない。
塩むすび最高!
今日は坊主幼菌が少ないなぁ・・・・
おまじないで籠に入れ・・・・
いつものルートを奥まで下がると苔の多いエリアになるんだが、この日そこいら辺はあんまし良いのが生えてなくて、左膝も少し痛むので、深追いはよし、ゆっくりと登りに切り替える。
そして過去に五十郎氏とマッチャンを採った記憶にある様な、シャクナゲが少し生えてる様な明るい場所へ出た。
思わず 『 ォオオ~・・・』 と呻きにも似た感嘆の声が漏れたね。
息をこらして撮影し、ふぅ~っと一息つくと、嬉しさがこみ上げて来るんだな。 ニヤニヤしちゃうねぇ。
これで厳しい歩きの疲れも吹っ飛ぶゼ!(ワハハー)
改めて周辺を探索するが、他には無し。
ポイントを頭に叩き込み更に進む・・・・
少し直登し、なだらかな尾根を左へ逸れてから右の斜面に目をやると・・・・
余りの幸運に脳内モルヒネドーミパン噴出~!
上から手で優しく押さえると、カチンコチンのいい手応え♪
いやはや、参ったね♪(ワハハー)
このポイントもしっかり脳内メモリにインプット♪
これ、ウマいんだよね♪
更に登ると、なんとホンシメジ♪
小ぶりだが、開き切らない頃合いだ。
その後えっちら車まで戻り、こんだは上側のエリアへ・・・・
上側のエリアにて、いい感じのBNTGをパチリ。
綺麗だねぇ。
更にヌメリササタケはピンが・・・・
お、ハナイグチ坊主幼菌極上品♪
ツガタケはホンのちょっぴりで・・・・
ハナイグチ。
上側斜面でも坊主は少なく、開きが多いね。
シャクナゲ。
御山でコイツが咲いてるのを見たのはこれで二度めかな。
この高度で見たのは初めてだ。
花は矮性というか小ぶりで質素。
なんという種類なのかな。
カラマツベニハナイグチ。
味はウマかねぇらしいが、美しさではトップクラス。
緑の苔との鮮やかなコントラストにハッと息を飲む事があるね。
途中、オッチャンが下から一直線に登って来て、コメツガの傍らで何やらほじくり始めた。
僕には気付いて無い様で、暫し観察。
暫くすると、僕の気配に気付いたオッチャンは
『 ぅわぁ! びっくりしたなーもー! 』
と叫び、こちらは笑っちゃった(ワハハー)
オッチャンはほじくるのに難儀してる様子なので、僕がマッチャンシャベルを差し出すと、
『 いいから! あるから! 要らないから! 』
まぁあれだ、シロを見つけられちゃって、焦ってたんだろうね(ワハハー)
僕がそこに腰掛けておにぎり食いだしたら、小さなマッチャンを掘り終えたらしいオッチャンは素知らぬ風を装い見えない所へ消えてった。
だがリックにぶら下げた物がカタカタと音を立てるので、周辺にいる事は確か。
僕がそこを離れると、やっぱしオッチャンは戻って来て、さっきの辺りをウロウロ。
間違い無くマッチャンのシロだ(ワハハー)
ツリフネソウ、好きなんだよね。
つーことで、第二回遠征は終了。
二週連続でマッチャンゲッチュ、今日にいたっては一日で4本の新記録。
今年はマッチャン当たり年かもね!
ひとシーズン7本の記録更新の皮算用が頭をよぎるけど、どうだかな~?
以下収穫写真。
うらやましい。
はないぐち。開いているのも虫食いも選んでいるほど出てないっす。
sus304hl
が
しました