梅雨入りして紫陽花がきれいだなぁなんて思ってたら、クチナシの甘い香りが漂い始めて・・・・



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ウカウカしてたら、そのクチナシもいつのまにか盛りを過ぎちゃったねぇ。


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去年からミッションの不具合でドック入りしてるきのこ号。
バラシついでに懸案だったヘッドのモディファイをやった。





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2004年にエンジンを●●●cc化した時に、ポートを広げるついでにオフセットさせて、ストレート化を図った。
アダプターフランジを用い、デケェインシュレーターでもってφ29のキャブに対応させてある。







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その時にフランジ面の幅が足りなくなったので、当時最高峰と言われたヤナセのメタルパテで肉盛りしたんだな。

去年2011年シーズンに、1番のメタルパテが剥落し、これを同じパテで張り付けて 5シーズン凌いだんだが・・・・






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ハンマーでコツンとやると、やはり1・2番はポロリと取れた。
3・4番は強固な接着力が維持されており、剥がすのに難儀する程だった。
昔ながらのこのパテの底力を感じたねぇ。






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今回溶接肉盛りにはユテクの溶接棒を使用。
ついでに同調ニップル穴も埋めてしまう。
この穴の所は大幅にポート壁を削ってあるから、肉が3ミり程しか無いので、いつM6プラグビスのねじ山が上がってもおかしくない状況だった。

つーことで、穴は内側からも溶接肉盛りし・・・






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フランジ面に出っ張った熔接ビードを切削面研し、恒久的にシール幅を確保。
これで二次空気の心配とはオサラバだ♪

しかしあれだ、アルミ鋳物の熔接肉盛り、入隅部分でアークの集中が悪く、時間を要したので、結構な熱が入ってしまった。

まぁあれだ、この日の前日に溶接機が壊れてしまい、急きょリースで借りて来た溶接機で施工したにしては上手くいった方かな(ワハハー)




業務連絡。
ジローさん江
今回の作業で集中力を使い果たしちゃったので、ヨシムラ手曲げの大手術は次回へ持ち越しとなりました。
もう一辺モチベーションを上げて挑みますので、今少しお待ちください♪