11月1日(日)はホンダ CB500FOUR&550FOURオーナズクラブであるところの、CULUB323による秩父ミーティングが開催された。
これまで細かく地味なダメ出し整備を続けて来たウチの500号だが、乗り込むに従い調子を上げて来たと思ったのもつかの間、エンジンからのオイル上がりによる白煙が酷くなってしまった。

せっかくこの日を目標に整備して来たので、1日だけでも白煙をどうにか出来んもんか・・・・

とりあえず、普通に乗れる事を確認後下ろしてあったオリジナルエンジンのおびただしいオイル漏れを直し、綺麗に塗装して乗せ換える算段で、土曜日は朝からヘッドカバーを剥ぐった。






ヘッドカバーのビス類は過去になぶられた形跡があり、何本かは頭がリームアウトしていたり、長さの足りないビスも使われていたりで、チョチュルあれだった。

臓物の摩耗等に関してはまぁそれなりで、特に問題は無さそう。
下ろす前にチョイ乗りしたが、普通に走れたからね。






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ヘッド締め付けナットのトルクを確認の為、6枚のメンコパッキンを剥がしてみると、ヘッド締め付けのナットがオイルで湿ってる・・・・







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良く見ると、燃焼室真上の窪みにオイルが溜まってた!   油冷か!!








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外した6枚のメンコパッキン、脱脂洗浄して観察すると、どうも社外品(らしいよ)
このパッキン部からのオイル漏れにより、ヘッドの奥まった所にオイルが溜まってしまったんだな。

前オーナーはこれをヘッドガスケットからのオイル漏れと思い込み、いろんな手だてを講じていたようだが、原因がこれではまったくの徒労だった(らしいよ)

つーことで、メンコパッキンは純正新品に交換し、復旧。
ちなみにヘッドの締め付けトルクが緩んでいる所は無かったが、念の為一度緩め、同じ角度まで締めて置く。

ここから汚い塗装を総剥離し、新たにシルバー色で塗装し、乗せ換えるんだが・・・・






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そんなこんなしていたら、20W60のオイルが届いた。
で、搭載してある方の●ネ●エンジンに元々入っていた15W50を抜き、20W60を注入。

ご町内1週煙出しテストをしたところ、マフラーからの白煙は驚くほど減った!
いや~、硬いオイルに入れ替えると、軽微なオイル上がりなら白煙はカナリ減らす事が出来るとは聞いていたが、これほど減るとは驚いた。

てなわけで、メンドクサイエンジン乗せ換えは中止し、このエンジンのまんまミーティングへ行く事に♪
楽な方楽な方へ流される僕です(ワハハー)







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そうそう、CB350F用ハンドル(リプロ品)の絞りがキツく、どうにも乗りづらかったので、ハンドルの絞りを力技でグイッと開き、いい塩梅ェに♪

さぁ、これで遠くへ出掛ける準備も出来た。
本当なら秩父で行われているお泊まり前夜祭への出席も睨んでいたんだが、この時点でとっぷりと日も暮れちゃったので、近所で一人前夜祭に変更(ワハハー)

しかしあれだね、一人前夜祭ではついつい飲み過ぎ、おまけに遠足病で寝付けず(ワハハー)


続く・・・・