誰が言ったか知らないが、10月10日はきのこの日。
昔からそういう事になってる。
しかし実際は僕の活動するフィールドではきのこの発生はとうにピークを過ぎ、かき集める様にしないと採れないんだな。
それでもその年により、良いのが採れる事もあるからね、宝の山からぐると廻って来た。
若い頃はカモシカの様に歩いたもんだが、体力・感覚の萎えた今は恐怖感ぶりばり。
いつまでこんなところを歩けるんだろう・・・・
まぁこれは想定内。
今日は今シーズン楽しませてもらった山々に挨拶がてらつーことでね。
枝先にしがみ付いてるのはクルミ。
ここでクルミを袋1収穫。
ミミズでも食ってるんだろうか。
沢山落ちてるドングリには目もくれてない様なのが不思議。
渋い樫のドングリでなく、コナラのドングリだから、どちらかというとウマい部類の筈なんだが・・・・
コイツ等が僕の大事なコウタケのシロを掘り返すのには困りもの。
宝の山を後にして、御山へ。
晩生のクロカワを摘んで・・・・
本日のきのこの収穫はこれだけ。
もっと足を伸ばせばクリタケ・ムキタケ・ヌメスギモドなんかも狙えるんだが、イマイチ食指が動かない・・・・
今日の本命は別なのサ♪
おにぎり朝食。
普通この時期なら気温がグッと下がり、指先が冷たくなりながら歩くんだが、今年はそんな思いもしないまま終わろうとしている・・・・
ここへきのこ採りに来た最初の頃はね、ここのモミの木の高さは2mに満たなかった。
その頃はアカモミタケやらタマゴタケが毎年爆発して、そりゃぁもう大騒ぎだった。
さ~て、本命採りに行きますか!
山ぶどうに限らず、道のすぐ横に生えてるヤツってーのは大概気の早い先行者に採られちゃってるのが常。
残ってたとしても、手の届かぬ高いところにしか無いんだが、この日はツイてたねぇ。
手の届くところにワンサカ生ってて、ウハウハもうドーニモトマラナイモード突入♪(ワハハー)
これこれ、これが山の醍醐味だ。
焼酎漬け山葡萄酒が2Lは出来るかな♪
その後、南麓のハタケシメジのポイントへ廻ると、第一ポイントは去年に続きゼロ、第二ポイントは・・・・
大事な優良ポイントだったが、二年連続で跡形も無しじゃ、終わりだなぁ・・・・
ふ~、今年もハタケシメジが食えんと思うと、寂しいねぇ。
その後、気を取り直してnoriさんのテリトリーへ廻り、本腰を入れて山ぶどうを収穫。
いや~、こんなに採ったのは何年振りだろう。
最後にどっさり採ったのは2005年、故五十郎氏と一緒に御坂峠で採りまくって以来かな。
うん、来年からはヤマブドウで〆るつーのも悪くないね。
あっでも山の果実は裏年もあるからなぁ・・・・
なんて、鬼も笑う様な、獲らぬ狸のなんとやら(ワハハー)
てなわけで、今年も楽しく遊ばせてもらった山の神様に感謝しつつ、籠を置こう(ペコリ)