きのこ号に装着していた 『 江戸パチモンセンター謹製ナンチャッテRSCリヤショック 』 今年の冬眠開け時点で、オイル漏れしちゃってた。
再度のオーバーホールを画策していたんだが、分かる人には分かるところのソロバン型オイルシールが入手不能っつーことで、暗礁に乗り上げてたんだな(前回のOHでは絶版ソロバン型オイルシールが生きてたので、使い回した)。
で、部品取りのために最近ヤフオクでKONIの中古良品を物色していたら、オイルシールが売ってた。
といっても当時物KONI製ではなく、後継会社であるところのIKON製(らしいよ)
しかしながらこのオイルシール、現IKON=ダイヤル調整式KONI用なので、当時物初期型アルミボディKONIにはポン付け不可。
オイルシールリテーナの形状が初期型アルミボディKONIとダイヤル調整式KONI/IKONとでは互換が効かない故。
そこで思い出したのが、痒い所に手の届く良品をリリースし続けている某氏が、以前、初期型アルミボディKONIに現行のオイルシールの組み込みを可能にする専用リテーナーを開発してたって事。
仲間の好でその良品を分けて頂き、OH実行と相成った。
これがそのオイルシールとリテーナー。
製作者の忠告通り、万が一にもオイルが漏れる事が無い様オイルシールの圧入に際しては液体パッキンを施した。
既存のリテーナーを外し、特徴的なソロバン型オイルシールを外すんだが、もしかすると将来的に再利用せんとも限らんので、セオリーに従いシャフトに適宜ビニールを巻き、シールリップを労わりながら外す。
取り外したリテーナー・オイルシール・スプリングシート・スプリング。
分解前の伸縮テストで、片方の縮み側減衰力がチョッチュル高めだったので、縮み側ダンピングバルブを測定。
縮み側減衰力が高めの方はセット長が0.34ミリ程短い。
これを弱い方に合わせてリセットした。
しかし前回調整した時は確かに揃えた筈なんだが・・・・
細かいところは端折って割愛(お手手がオイルでネトネトなので、撮影できんワハハー)で、オイルシール組み込み済みのリテーナーCOMPを挿入。
持ちの論太郎でビニール養生ね♪
ちなみにオイル量は75ccで、これは過去の記録を無くしてしまった僕の為に、某氏が教えてくれた(感謝)
銘柄は前回同様ヤマハG5。
そうそう、リテーナー底部に入るOリングも新品を投入した。
SSTにてリテーナーをガッチリ締め込み、ダンパーCOMP完成。
更にスプリングを組み込んで、OH完了。
これでまた当分働いてもらえるね♪
■ ■
PS 旧型KONIのDIYオーバーホールを考えてる方へ。
現行のオイルシールが某オークション等で手に入るようになった昨今ですが、このオイルシールはダイヤル調整式KONI/IKON用です。
現行オイルシールと旧式ボディにマッチするリテーナー=トップキャップが無いと、せっかくのオイルシールが使えず、宝の持ち腐れです。
注意しましょう♪
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