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このところ日が暮れると結構冷え込む様になったね。
初秋の頃、あれ程旺盛に鳴いていた街路樹の青松虫もいなくなり、今は地面のコオロギの類が元気に鳴いてるね。
少々遡って10月22日の晩、土曜日の獲物で一杯飲ろうと、一年振りに銅壺を引っ張り出したyo!







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炭を熾して熱湯を注ぎ、高清水をチロリに注いだらアカモミタケを乗っけてスタート。
銅壺の水漏れが直せてないので、お盆で受けてるのがご愛敬♪
チロリも取っ手が付いた方をどっかに仕舞っちゃって出てこねぇ(ワハハー)








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ふっふっふ、もっきり高清水の幸福な風景。
やっぱし高清水でなくちゃ。

アカモミタケが焼けるのももどかしく、飲り始まっちゃうねぇ。
アカモミタケはあんまし人気の無いきのこだけど、シンプルに塩を振って網焼きで食うと結構イケルんだよね♪








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次はクマシメジ。
コイツは醤油で付け焼きにしてみたけど、旨みが濃くてバリウマ♪
来年はあすこで串を打ってネギ間かなんかにして、タレで焼いてみたいねぇ。









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主賓のコウタケ様。
今年はコウタケを採れそうもないので、お取り寄せしちゃった。
意地張って空振り続けてると、そのうちきのこ屋にも無くなっちゃうからね。
昔から馴染みのきのこ屋に頼んじゃった。

炙りコウタケに醤油を垂らして口へ運べば、もうこれは幸せ以外の何物でも無い♪
鼻をくすぐる素晴らしい芳香と、滋味深い味は僕の中できのこの王様。 チャンピョン。
例えて言うなら、クロカワを数段デラックスにした感じかな。
来年は頑張って採りたいなぁ・・・・









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クリフウセンはホイル焼きにしてみた。
これしか採れなかったけど、極上坊主だからね、ウマイ。
クリフウセンて、いいきのこだよねー。









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クマシメジのホイル焼き。
いやはや、いいきのこっつーのはどーやって食ってもウマイね!
来年もまた採れるといいなぁ・・・・

注) 後日気が付いたんだが、クマシメジでなくクロゲシメジだった(らしいよ)





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〆はコウタケをどぷんと浸けてコウタケ酒。
くぅ~、タマラン、王様だ!







とまぁ、今シーズン歩いた山々での出来事を回想しながらちびちびと飲る。
ひょっこり出て来たキツネやらテン、リスとかね、キュゥゥンと物憂げに鳴く鹿やらね。
キツネは随分見たけど、以前じゃ考えられんね。

久々にキャッチアンドストマックできた野イチゴやアケビもいい味だった。
そーいえば、完熟のコケモモは今年も食えなかったなぁ。

オムライスおにぎりが案外イケルとか、山で食うんならやっぱし塩むすびが最上だとかね。
でもセブンイレブンの塩むすびは塩が偏ってて、甘いとことしょっぱいとこがあったりするんだよね(ワハハー)

それから何と言っても今年の目玉はニオウシメジだね。
一生のうち、もう一辺食えるかどうか分からない様な希少種を採って食えたのは嬉しかった。
片っ端からお裾分けし、どんどこソテーしてやっと捌けたからねぇ。
ソテーなんて30人前ぐらい作ったyo!(ワハハー)

今年も怪我もせず無事に遊ばせてもらった山の神様に感謝。
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