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先日のCB400FOUR OWNERS CLUB奥志賀方面ツーリングにて折れてしまったきのこ号のマフラーフランジスタッドボルトの修理。






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こんな風に針金で縛ってから、適宜健常な方のナットを締めつける事により、とりあえず排気漏れを止める事は出来る。
しかしあくまでも応急処置だからね、根本的に治さなきゃいけねェ。








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どっかのブログでも見た様な画像だけど、少し奥まった所でスタッドボルトが折れちゃった場合、摘出する手段はただ一つ。
まずはセンタポンチを打って、ドリルでモミモミ。
秘宝館館主も口を酸っぱくして語ってるけど、出来る限り正確にセンターに削孔するのがキモ。








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取りぃ出したるお助け工具を軽く打ち込み・・・・










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タップレンチでもって左に回すと、はい、無事すんなり抜けました♪
やっぱし道具だねぇ。

このスタッドボルトは運転の度に高熱にさらされ、M6サイズとしては限界と言える様な締め付けトルクでもって固定されるところなので、ボルトのライフは短いね。

ボルトの軸力を抑えるため、可能な限り緩締めにしたいところだけど、緩過ぎればナットが脱落しちゃうからねー、痛し痒しの部分ですな。
誰かセルフロックの座付き高ナット、作ってくれんかなぁ(ワハハー)











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一応タップを通してからパーツクリーナーでネジ穴を洗浄~エアブローで完璧クリーンナップ。












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新品スタッドボルトにはスレッドコンパウンドをタップリ塗布してねじ込む。
こうする事で、いずれ折れた時の摘出を少しでも容易にしようという魂胆だ。
スレッドコンパウンドを使う事で、スタッドボルトが抜け落ちてしまうリスクが増えない事も無いが、折れ残ってしまうのに比べたら、悲しさは数十倍違う(ワハハー)










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一応相方の方もお疲れさんだろうから、予防的処置で交換。
強化クロモリ製もあったりするけど、万が一折れ残った時の削孔のしにくさを考慮すると、ここはナマクラの純正がいいかな。
ねじ込みは緩めにね!









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新品のエキゾーストガスケットにシリコングリスを塗布してから排気ポートに貼り付け。
これはマフラー装着寸前に落下してしまう事を防止するためだが、次回取り外す時に、剥がれ易くなってくれる事を祈ってのおまじない効果も含んでる(ワハハー)









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伝説の手曲げ管装着完了。
実は今回のスタッドボルト折れには布石みたいなもんがあったのね。
それはモテギ・グッドオールデイズでのサーキット走行に際して装着したメガホンマフラー。
コイツを装着した際、再使用の排気ガスケットは潰れ切って、これっぽっちの弾性も残ってなかった。
いきおいキツク締め付けることになったんだけど、この時にスタッドボルトにトドメを刺した感は否めない。

排気ガスケットなんて、予備をストックしておけばいーんだろーけどねー、ついついね(ワハハー)










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てなわけで、ここに記しておこう♪
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