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先日、GT-R氏の発見~計らいのおかげにより、どっさり収穫することができたニオウシメジ。
過去の記録や何かを調べると、凄く美味しいという意見がある一方、アンモニア臭があるなど、クセのある味を想像できる記録もあったのね。

まぁね、野生のきのこの風味は皆個性的だから、地方により珍重されるきのこが、他の地方に行くとクズ扱いなんてこともあるぐらい、好みは分かれる訳だ。


『香り松茸味シメジ』 って言葉があるけど、知ってる人にとっては当たり前なんが、ここで言うシメジとはホンシメジの事。
ホンシメジの美味しさを味わった人は少ないと思うけど、匂い温和で歯応えが良く、旨みが濃いけどひつこ過ぎない、誠に持って優等生的な美味しさのきのこなんだね。

今回のニオウシメジ、シメジの仲間だけあり、味はホンシメジに引けを取らないという話もある。
そんなだから、今回カナ~リの期待感を持って、まずは定番バターソテーで食ってみたyo!








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でけぇフライパンなんだけど、丸ごとでは到底入らない、ジャンボサイズ(ワハハー)
株の大きさも凄いけど、一本の大きさだってオオモミタケやアカヤマドリに匹敵するかもね♪








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オリーブオイル、ベーコン、ニンニク、お酒、塩、鷹の爪、バジリコでジャジャッとソテー。
デケェきのこつーのは、ソテーした時の焦げ目の眺めがいいんだよねー。
だから小さく刻まずに、大ぶりに切ってワイルド感ブリバリに作ってみたyo!

いや~、これはねー、ある意味ホンシメジを超越した美味しさかも知れませんな。
かぶりつきって表現ができるほど、一度に口に入る量が凄いので、もうね、口腔の中がきのこの旨みで充満しちゃう。

温和な香りに濃い旨みはやはりホンシメジを連想させるんだけど、ホンシメジの様なあくまで控えめな旨味とは対照的に、圧倒的に主張して来る。
もうこれは降伏するしかねぇでしょってぐらいウマい♪

そして茎の歯応えがまた絶品で、歯触りが良いきのこは数々あれど、ここは歯応えという表現が相応しい。
マッチャンやオオモミタケに匹敵する程の歯応え、絶品です。









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こっちはこたな木で出された網焼き。
一本で致死量じゃなかった、一本で軽く二人前は超える量の圧倒的な嵩。

こたな木には数十キロのニオウシメジがストックされてる筈だから、きのこ好きな方は是非足を運び、味わって欲しいね♪