頼んであったJNのニッケルメッキが上がってきたので早速装着。
今まではJNストレート径が細過ぎる事による燃料の濃さを、ASを開け気味にする事により仕方なく誤魔化していた。
しかしこれだとアイドリングは若干不安定で弱々しくなる。
さりとてAS開度を最も強くアイドリングするところに合わせると、チョイ開けが唐突になってしまう。
しかしこれだとアイドリングは若干不安定で弱々しくなる。
さりとてAS開度を最も強くアイドリングするところに合わせると、チョイ開けが唐突になってしまう。
といってもこのぐらいであれば別段不具合を感じない人もいるかも?ぐらいの微妙なところであり、これが砂型Kゼロ本来の荒々しい味なのかもしれない程度のガサツさだ(ワハハー)
今回メッキにて20ミクロン太くなったストレート径により、開け始めの極微開度の燃料を抑制することで、丁度良い空燃比を得る目論見。
クルマの例だが、昔の2バルブエンジンというのは現代の4バルブ完全燃焼エンジンと違い、希薄燃焼にはからっきし弱い。
特にアイドリングでは少々濃い目の空燃比で燃やしてあげないと、不安定で弱々しくなる。
排ガス規制が本格化した当時、濃い混合気を必要としたエンジンに対し、薄い混合気でもって排ガス数値をクリアさせた時代があった。
普段は調子が良いけど臭く、車検時は燃調を薄くして挑むんだが、そうすると調子は悪いし力も無くなったものだ。

前回の調整でクリップ位置を一段上げ薄くしてあったんだが、これを標準の真ん中に。
3/4であったAS開度を1/2に変更すると、アイドリングはすこぶる力強くなり、排気ガスは少し臭くなる。

このところ勘調整でお茶を濁していたスロットルバルブと4into1アクセルワイヤの同調を負圧計でリセット。
ヒート時のアイドリングを真夏より高めの千三百回転に合わせた。
これで涼しい季節の通常走行では千~千百回転でアイドリングする事になる筈だ。
特にアイドリングでは少々濃い目の空燃比で燃やしてあげないと、不安定で弱々しくなる。
排ガス規制が本格化した当時、濃い混合気を必要としたエンジンに対し、薄い混合気でもって排ガス数値をクリアさせた時代があった。
普段は調子が良いけど臭く、車検時は燃調を薄くして挑むんだが、そうすると調子は悪いし力も無くなったものだ。

前回の調整でクリップ位置を一段上げ薄くしてあったんだが、これを標準の真ん中に。
3/4であったAS開度を1/2に変更すると、アイドリングはすこぶる力強くなり、排気ガスは少し臭くなる。

このところ勘調整でお茶を濁していたスロットルバルブと4into1アクセルワイヤの同調を負圧計でリセット。
ヒート時のアイドリングを真夏より高めの千三百回転に合わせた。
これで涼しい季節の通常走行では千~千百回転でアイドリングする事になる筈だ。
実走テストしてみると、JNストレート径太らせ効果はてきめんで、全閉からのチョイ開けは至極滑らかでベリーグッド。
今まで仕方なくAS開け気味で妥協していた時と違い、力強いアイドリングを獲得できたので、ラフなところが無くなってメカノイズもグッと静かになった。
ようやく本調子を獲得したと言えるだろう。
極微開度が完璧な単車は乗っていて実に楽しい♪
今まで仕方なくAS開け気味で妥協していた時と違い、力強いアイドリングを獲得できたので、ラフなところが無くなってメカノイズもグッと静かになった。
ようやく本調子を獲得したと言えるだろう。
極微開度が完璧な単車は乗っていて実に楽しい♪
コメント一覧 (8)
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- 2009年09月22日 02:48
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これぞキャブ調律の極みですね!!
濃い内容に感服でございやんす~
私のもきちんと下のセットをださないと・・・反省・・
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sus304hl
が
しました
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- 2009年09月22日 08:24
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流石RSさんやっぱしわかりますか!
バキュームテスターはホンダ純正、信頼の興和精機製です。
当時四連と併売されていた、ワンメーターダイヤル切り替え式のレアものです。
6連キャブの分割に比べればチョロイもんです。
CB50×4みたいなもんでシンプル(ワハハー)
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sus304hl
が
しました
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- 2009年09月22日 08:31
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T田さん江
レーシングユースと違って町乗りは中低速のチョイ開けが大事ですよねー。
CRキャブならJNのラインナップも豊富なんですが、ノーマルキャブはニードルを選ぶ余地が無いのが辛いところッス。
メッキ屋さんが良い仕事してくれたので、4本共に膜厚10μピタリ賞で揃っていて、バッチグ~です♪
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sus304hl
が
しました
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- 2009年09月22日 23:40
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メッキで太らせるなんて目から鱗です!
しかもμ単位でセッティングが出せるなんて(2回かければ40μになるの?)
矢切の黒胡麻坦々麺も気になります!
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sus304hl
が
しました
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- 2009年09月23日 06:11
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hayuさんおはようございます。
キャブはフロートとスロットルバルブ以外、内臓の全てを純正新品に交換しましたが、濃い症状は改善しきれませんでした。
普通はJN/NJの摩耗で濃くなるので、ここを新品にすると治るんですが・・・・。
ASSY交換も考えましたが、オリジナルのキャブボディが勿体無いし、ASSYは中古でもバカ高いので、苦肉の策でJNメッキです。
ガサツなところが無くなり、ノンスナッチもより低速からヌルヌルと滑らかになりました♪
純正キャブで行き詰った時の、1つの方法としてアリじゃないかなぁと思う反面、僕の整備が至らぬための濃い症状かもしれません。
しかしながら4個のキャブが同様に濃い症状なので、今回のモディファイに踏み切りました。
どれか1個だけ濃かったんであれば、キャブ交換したでしょうね。
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sus304hl
が
しました
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- 2009年09月23日 17:25
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PS
ニッケルメッキの膜厚指定は、メッキ屋さんにとっては当たり前の感覚だと思います。
膜厚10ミクロン=ストレート径2/100mmはCRキャブのワンステップ分の直径差なので、これに倣いました。
北総線矢切駅前の黒胡麻坦々麺は絶品ですよ~♪
見た目は廃油みたいですけど(ワハハー)
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sus304hl
が
しました
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- 2009年09月23日 18:29
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情報ありがとうございます。
ニードルをメッキ掛ける事は無いと思いますが、黒胡麻坦々麺は機会があれば食べに行きます♪
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sus304hl
が
しました
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それと地獄の4本引き、私でしたら適当なところで諦めちゃいます!
sus304hl
が
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