現在のCBエンジンは冷えている時は普通なんだが、温まって来るに従いクラッチミートのフィーリングが悪化し、ジャダーが出る。
エンジン左サイドのレリーズ側はそれなりに中古良品で組んであるので、残るはクラッチ本体だ。
つーことで、連休最終日はCB500号のクラッチOHをやった。
エンジン左サイドのレリーズ側はそれなりに中古良品で組んであるので、残るはクラッチ本体だ。
つーことで、連休最終日はCB500号のクラッチOHをやった。
部番22311-286-000クラッチプレートC(一枚だけ使う)は随分昔から廃盤の様で、今回は付いている物を再利用の予定。
エンジン内部はオイル焼けも無く良好。
ヒョトシテクラッチ周りは未開封かも?
摘出したクラッチプレートとフリクションディスク。
パーツリストとは違い、クラッチプレートは同じ物が全部で6枚しか入っていない。
フリクションプレートは7枚でPL通り。
残ったパッキンを剥がすのに邪魔なので、クラッチアウターまで外し、ギヤシフトリンケージまで点検。
この辺は元々不具合は感じられなかったのでOK、合わせ面のパッキンをスクレーパで剥がし、オイルストーンでクリンナップ。
スクレーパは余りしつこく使うと合わせ面を削ってしまいNGなので、早々にオイルストーンに切り替えた方が吉。
形状は件のクラッチプレートCの感じ。
なのでこの組み合わせでOK(らしいよ)
スプリングの圧着力が弱くなると、繋がる瞬間にクラッチ板が断続的に跳ね返されてスティックスリップ現象を起こす。
車両関係ではジャダーと呼ぶね。
ヨンフォアきのこ号も昔、クラッチジャダーが出てから暫くして滑り出したんだよね。
当時ヨンゴーフルチューンでパワー出てたから、ノーマル新品スプリングでもジャダーが出たっけ。
前回BENELLIエンジンの時もそうしたが、ロングツーリングが控えてるので、出先でカバーを外したくなった場合に備え、パッキンには両面シリコングリスを塗って組んだ。
合わせ面の平滑度が良好な場合に使える、パッキン再使用のための裏技。
ご町内試運転の結果は上々、後は完全に温まった時のジャダーが納まってるかどうかだが、結果は後日のお楽しみ。