こないだの春の陽気から一転、また寒くなったねぇ。
そんな寒い日は出歩くのも億劫なので、もっぱら宅打ち。






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コイツは過日の夕餉。
銅壺で焼いてるのは自家製鯊のみりん干し。
お皿はI東さん土産の赤蕪漬け、房州土産の鯨のたれ、ハタハタ鮨。
赤蕪漬けは猛烈に酸っぱい味付けだったけど、どこの名物なんだろう・・・・
鯨のたれはこれまたしょっぺくて、昔ながらの鯨臭に加え微かに発酵臭もして、ウマい。
秋田から送らさって来たハタハタ鮨もこれで終わり。 有り難く頂戴。
鯊のみりん干し、来シーズンは頑張って脂の乗った20センチ級を釣り、こさえてみたいなぁ。






2
コイツもつい最近の夕餉。







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去年作った蕗の薹味噌がそろそろ一年経ち、もたもたしてたら今年の蕗の薹が出回っちゃうのでね、焼厚揚げに乗っけてマイウ♪






4
サラダはこないだの湯豆腐で余った春菊をね、生のまんま刻んでオリーブオイルとバルサミコ酢で合えただけなんだが、爽やかなウマさ♪
ここへパクチー散らしてもウマいんだよね。
盛りつけがヘタクソなのはまぁあれだ(ワハハー)






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自家製ポークチリビーンズ。
我ながらいつも上手に出来るもんだ(ワハハー)






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コイツは昨夜の夕餉。
上二つは置いといて、下右側は自家製鯊の甘露煮と、こないだ成田山で買って来たイナゴでこさえた佃煮。

湯通しされただけのイナゴを適宜砂糖・醤油・生姜・そばつゆ・水飴でやってみたら、バッチグゥ上手く出来たんだなこれが。
イナゴ特有のクリスピー感がマイウ♪

鯊甘露煮は時々ストックを出して食うんだが、やっぱしうまいや。

下左のハタハタ鮨は自家製。


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毎年正月に秋田の親戚から送らさって来るハタハタ鮨。
生のハタハタを塩漬け~塩抜き~酢〆~麹漬けの工程で作られるらしい。
手間がかかるからなんだろうが、結構なお値段するんだよね。
まぁウチに送らさって来るヤツは叔母の自家製だからあれなんだけどね。

今年もコイツを有り難く食べきったんだが、いつも残ってしまうのが麹。
詳しく書くと、麹・ご飯・ニンジン・生姜・フノリを混ぜた物。
これ、捨てるには勿体ないんだよね。

で、思いついた!
数年前、元!単身赴任さんのブログでハタハタ鮨が紹介されていてね、その時に生のハタハタで無く、干物で作られていた。
元!単さんは麹他をご自分で調合しておられ、オリジナルテクニックとしてハタハタの干物を使われていたんだが、僕は麹の余りを再利用♪
まぁあれだ、いわゆるひとつの納豆ネバネバ再利用方式的な?

納豆のパックに残ったネバネバに茹で大豆を入れ、保存すると、納豆菌が繁殖して納豆が出来上がるっていうあれっすね♪






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まずはスーパーでハタハタの干物を調達し、塩を溶いた酢に二昼夜漬け込む。
新鮮な生のハタハタは産地以外では望むべくもないので、干物で代用するって発想
がステキっすね♪






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酢から上げたハタハタの水分を拭き取り、正調ハタハタ鮨を食べ終わった後に残った麹をまぶしてラッピング。
室温で二週間熟成させればできあがり♪






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新鮮な生のハタハタを使った正調ハタハタ鮨は勿論美味しいんだが、干物を使ったコイツも相当に美味しい。
干物にする事で生には無い旨味がプラスされてる所がミソなんだろうねぇ。
まぁ言わば二度漬けなので、麹や米粒はすっかり熟(な)れて、とろとろになってる。

これはあれだ、秋田の親戚にも教えてあげねばねェ♪