ジャッキー・エヴァンコが天使の歌声を持ってるって事について、異論を挟む余地が無いって事は分かっていただけたと思うんです。
でね、ここからマニアックな話題にシフトして行くんですが・・・・

1960年代後半、それまで二輪GPで培ってきたテクノロジーを引っ提げて、遂に東洋の果てからモータースポーツ頂点の舞台に、ホンダがやってきた訳ですよ。
最初は凝り過ぎて結果を残せなかったHONDAだけど、徐々にそのポテンシャルは結果を残す様になってくる訳です。

この時代、勝つために必要なあらゆるファクターを合理的に構築した結果、名機コスワースDFVが生まれたんですね。
必要最低限のパワーと、軽量な総重量、コンパクトな躯体、これはシャシに積まれて初めて総合力を発揮するスタンダードユニットって言うコンセプトで生まれた、不朽の名作な訳ですよ。

軽量コンパクトで、終わってみれば一番早いのがDFV
けれどもモータースポーツの頂点に立つトップカテゴリーに於いて、ただ勝てばいいってもんじゃ無いっしょって、そんなことを思う人達の間で語られた・・・・・

フェラーリのアルト、マートラのソプラノ、ホンダの悲鳴。
これですよ!
どんなに優れて効率的なエンジニヤリングであろうとも、数値だけじゃないんですよね。
大事なのは人間の心に響くもの。
それがサウンドとか、ミュージックと例えられるノートなんだと思うんであります。

そういった見方をすると、ジャッキー・エヴァンコはね、天才的なポテンシャルを持ってはいるが、如何せん余りにも若過ぎる。
もう少し経験を積んで、キャスリーン・バトルぐらいの艶っぽさを見に付けた時、そうなるまで、上手に成長出来た時にね、歴史に残るアーティストと呼ばれる様になるのかなぁと、勝手にそう思っちゃうんでありますな(ワハハー)

そんな事を思いながら、ユーチューブで色々聞いた挙句、辿り着いた結論。









ジャッキー・エヴァンコと藤圭子を足して2で割ると、RC174になる。
あると思います♪



てなわけで今年も終わり。
今年も僕のバカ話にお付き合いくださった皆さんに感謝を込めて、
良い年をお迎えください。